グルテンフリー生活3ヶ月目の初心者の私が、試してみた米粉麺や蕎麦を比較・紹介します。紹介している麺は、添加物を控えることや長期保存ができることを優先しているので全て乾麺です。
選ぶときには生産方法が自然栽培だと完璧だしより良いとは思いますが、まだまだコスト面でハードルが高いことや、安定して入手がしやすいことなどを優先して選んでいます。
それでも最近はグルテンフリー商品ほど「在庫なし」の状態をよく見ることになったので若干不安定ではありますが…。
乾麺は災害備蓄としても優秀なので、ぜひ参考にしてみてください。
東亜食品の米粉うどん

まず最初に紹介するのは東亜食品の米粉うどんです。オンラインで米粉うどんを探すと比較的入手しやすい麺じゃないでしょうか?
普通のスーパーではあまり見かけないため、筆者はヨドバシ.comでまとめ買いをしています。

茹でる前の麺の太さはよく見かける小麦粉うどんの乾麺とほぼ同じくらい(写真左)。
原材料は国産の米粉と馬鈴薯デンプンとのこと。ごちゃごちゃと添加物名が並んでなくて、シンプルなのがいいですね。
ただまぁ142gで270円ということで…小麦粉うどん(乾麺)の場合、安いものだと500gが298円とかで買えてしまうことを考えるとまぁ高く感じますよね…。
ちなみに私がこの米粉うどんを買い始めた2ヶ月前頃は一袋298円だったのが2022年10月現在で270円に下がっている?…ということで、もしかしたらめちゃ売れていることによって流通量が増え、買い求めやすい値段になってきたのかも知れません。
くらべて、輸入小麦を使っている製品は軒並み値上げが続いていますね。
筆者は本格的な値上げ前にグルテンフリー生活に切り替えたので世の中の物価上昇による値上がり感はあまり感じていないですが。

上の写真は見ため「肉うどん」ですが、実はスープはラーメンスープにしてみました。
鶏がら顆粒だし(化学調味料無添加)と醤油、お酒、オイスターソース、塩、ニンニクすりおろし、胡麻油などなどで自作のスープを作っています。
自家製でラーメンスープを作ると言っても、鶏ガラから出汁をとるのは流石に大変ですし美味しいかも知れないけど続かなかったら意味がないですよね。
なので我が家では顆粒だしに妥協していますが、そうするとコクが物足りないし、しっかり味付けしようとすると今度は塩分が多くなりすぎないかが気になる…。
あれこれ考えた末、ニンニクすりおろしを最初から入れてしまう(お肉に絡めて焼く)ようにしたら、そこまで手間をかけずにコクを出すことができました。
とはいえ麺はあくまでも米粉うどんなので、スープはラーメンながらも「フォー」と言ってしまった方がしっくりしますが…。
普段の食事が玄米和食が中心のグルテンフリー生活をしていて、ちょっとラーメンが恋しくなったらたまーに食べるメニューとして自家製ラーメンスープ+米粉うどんはおすすめですよ。
従来の小麦うどんに比べて麺が割高なので食べる頻度は少なくなっていますが、やっぱり小麦のように中毒性がないのと米粉の腹持ちの良さのおかげで、少量で事足りるようになったんですよね。
現在夫婦ともに減量に成功してまして、筆者は7kg、夫は3kg痩せました。体がみるみる軽くなったしむくみが消えて快適。
筆者は7kgも減ったと言っても減量前が太りすぎだったので、あくまでも適正体重に戻ったという感じです。
夫の方は現在も平日のお昼ご飯(外食)でラーメンとか自由に食べているのでそこまで効果がはっきりしないけど、よりストイックに小麦断ちをしている筆者については体重が減ったこと以外にも、あらゆる「不定愁訴」が減ったり消えたりと嬉しいことだらけなんですよね。
例えば加齢のせいだと思っていた膝の痛みや、すぐに座りたくなってしまうほどの慢性疲労。
あと、筆者には生理周期に合わせて脇のリンパが痛くなるという謎症状がありまして。
だんだん痛みが強くなってきていたのでそろそろ病院行かないとまずいかなーと思っていた矢先、グルテンフリー&和食中心の食生活に切り替えただけで症状が消失したんです。
まだ3〜4ヶ月くらいしか経っていないのにこんなに色々良くなって…すごいと思いませんか?
で、たまーにパンが食べたいなぁとか外食でたまに食べるくらいならいいだろうと、ラーメンを食べてしまったら…。速攻で膝の痛みと脇の痛みと疲れやすさが復活してしまうんです。
本当に小麦を食べた直後から痛みなどの症状がでてしまうのでとてもわかりやすくてビビります…。ということでこれらの不定愁訴は加齢じゃなくて小麦由来の症状だったんだなーと私の中では確信しています。
まだこれから始めようか迷っている方、効果が目に見えるのでグルテンフリーは続ける価値高いですよ。
脱線しましたが、こちらの米粉うどんの最大のメリットは入手のしやすさや美味しさかなと。
デメリットはやはり値段かな?一袋に入っている量が142gと少なめなのでたくさん買わないといけないのがアレですが、筆者が試した米粉めんの中で一番美味しいし、シンプルな乾麺なので保存のしやすさもよきかなと思います。
グルテンフリーこまち麺うどん

最初におすすめした米粉うどんと一緒に試しに買ってみたのがこちらの「グルテンフリー波里こまち麺うどん」です。
それぞれ1袋ずつ買って試食してから常備するのを決めようと思って買ったんですが、結果から言うとこちらの「波里こまち麺」は我が家的に却下となりました。
却下になった理由は食感が好きじゃないのと添加物が気になること。
良い点といえば名前の通り秋田こまちを使っていて産地がわかることや、茹でる前の状態がしなりがあって割れにくく扱いやすいことなどあるにはあるんですが…。
こちらの商品はうどんというより完全に「フォー」の食感だし、少し伸びてきただけで食感が悪くなるなぁと。(あくまでも個人の感想ですよ)
決定的になったのが4歳娘が食べてくれなかったこと…。
冒頭紹介した東亜食品の米粉うどんの方はちゅるちゅる食べてくれるので米粉麺が苦手というわけではないようで、親の私が「苦手かも」と感じた食感が娘にも受け付けなかったのかも知れません。
ということで我が家はこちらを選びませんでしたが、産地がわかる麺の方がいいとか、フォーが好きだから国産の原材料のフォーが食べたいという方なら試してみるのもいいかも知れませんね。
ケンミンのライスパスタ

関西に住んでいる方の方がおなじみかも知れませんが、ビーフン(米粉)といえば「ケンミンの焼きビーフン」ですよね。
そのケンミン食品から「ライスパスタ」という商品が出ているんですね。本格的にグルテンフリーを始めるようになって初めて知りました。

こちらは原材料が精米、玄米ということでシンプルですが、原産国がタイとあるので「タイ米」が使用されているんですね。
別に「タイ米」が悪いとは思っていませんが、これから国産のお米をたくさん食べて日本の食料自給率を上げていきたいと思っているので、その点ではマイナスポイントですね。

写真左の乾麺の状態では細さ、長さをパスタに似せていますが、白い半透明なので真っ直ぐに形成したビーフンという感じがします。太さもカッペリーニくらいでとても細いです。
写真右がクリームパスタにした茹でた後の状態ですが、パスタのハリのある食感にはならず、あくまでもパスタソースで食べるビーフンという感じでした。
特にアルデンテにこだわって食べたいという方だと、食感がやわやわすぎて満足できないかも知れません。乾麺の時の状態はパスタに「寄せてきている」感があります。
が、やはりビーフンにしては割高なので茹で上がりがこの食感だとしたら普通のビーフンを買ってパスタソースを絡めて代用するのが吉かなと思いました。
グルテンフリー麺で一番しっくりくるのはやっぱり十割蕎麦

小麦の代用=米粉とこだわらずとも、そもそも日本には元から優秀な食材があるじゃないかと。
原点に帰って結局お蕎麦に置き換えるのが一番しっくりくるなと思いました。
上の写真のような乾麺を常備するようになったし、我が家の外食の選択肢にもお蕎麦屋さんが増えています。
十割を選ぶとやはりお高いので家計を逼迫しないよう二八蕎麦も買いつつですが…。
なるべく小麦を摂取しないようにと十割がメインです。
筆者の場合はグルテンフリーをはじめるまでは500gで298円の小麦うどんを買い置きするのが習慣になっていました。
なのでその頃と比べてしまうと十割蕎麦は200gで500円ほどしてしまうため、買い置きも食べる頻度も量も減らし気味にはなっています…。
が、不思議なことに「十割蕎麦」ってそんなに量を食べなくても満腹になるんですよね。
うどん好きの夫も「蕎麦だったら大盛りを食べなくても満足する」と言っているので筆者だけではないはず。
小麦製品には中毒性があって太りやすいっていわれているけれど、蕎麦に置き換えてからは適正量以上に食べすぎない習慣ができたので、これは本当なんだろうなと体感しています。
夫は幸い、「グルテンフリー」に対してのノリが良い方で、筆者のグルテンフリーに合わせて外食する時も蕎麦屋を選んでくれるようになったのはよかったんですが…。
都内の蕎麦屋って絶滅危惧種かというくらい減ってるんですよね…。
単純に減ったというよりはオセロのように、うどん屋に置き換わってしまったのかというくらいうどん屋だらけ。
きっと家賃の高い都市部では原価の安いうどんの方が利益率も高く、小麦に中毒性まであるもんだからあっという間に普及しちゃったんでしょうね。
この現象は都内だけとかで地方はそうでもない…とかだといいんですが…。
地元の関西でもうどん屋はとても多いので、きっと全国規模で蕎麦屋は激減しているのでしょう。
20年くらい前だと蕎麦屋の方が多かった気がするけど…今では江戸っ子が多いとされる東京の東エリア(新橋周辺)でさえ、探さないと辿り着けないまでに激減しています。
しかも都内の蕎麦屋さんは小麦の量が多めの白っぽい蕎麦ばかり…。
そば処と言われる深大寺のお蕎麦ですらとても白っぽくて細め。
二八蕎麦といえば普通は小麦2割蕎麦粉8割のものを言いますが、東京の蕎麦ってもしかして小麦8割の逆二八蕎麦なんじゃないか?
そう勘繰ってしまうくらい小麦がおおめに練り込まれた白っぽいお蕎麦が多い気がします。
筆者は昔、旅先の「城崎」で食べた黒っぽい田舎の十割蕎麦がとても好きで…。
今まで食べたお蕎麦のベスト1位は未だに「城崎の十割蕎麦」で20年経った今でも変わっていないんですが、本当にいい蕎麦粉100%でできた十割蕎麦は別格の美味しさなんですよね。
最近は健康志向でグルテンフリーが加速してきているので、これを機に従来の美味しい国産のお蕎麦がもっと復活してくれたらいいなと思います。
今までは小麦価格が格安だったとはいえ、世界情勢的にこれからは上がる一方で数年単位で当分下がることはないはず。
なので、農薬たっぷりなのに高くなった輸入小麦を食べ続けるより同じか少し足した値段で美味しいお蕎麦を食べる方がほとんどの日本人にとって幸せなんじゃないかな。
ということでお米消費の加速のために我が家のラーメンの置き換えは「ラーメンスープでいただく米粉うどん」。
うどんの置き換えは「十割蕎麦」でやっていこうかと思っています。
グルテンフリーへの家族の理解…我が家のはじめ方
この記事に辿り着いた方はきっと、ネットの情報などでグルテンフリーの良さを知ったり、健康上の理由などで小麦を断ちたいと思っていたりするかも知れません。
でもいざそう思い立っても、家族がいる場合や子育て中なんかだとなかなか進めにくかったりするかも知れません。
独身一人暮らしとかなら思い立ったが吉日と、すぐに切り替えられるのかも知れないですけどね…。
我が家の場合はどうだったかというと、夫婦ともにパンもうどんもピザも焼きそばもラーメンも大好きで小麦をたくさん消費していた方だったんです。
なのでグルテンフリーをするとなると180度くらい意識を変えないといけないくらいの勢いだったんですが…夫は意外とあっさり賛成してくれたんですよね。
というのも、夫の場合は元々おじいさんの代まで実家で米屋だったとかで、小さい頃のご飯は質素な和食が中心だったのだとか。
なので私がシンプルな和食中心にしたいと言った時も「本当はこういう食事の方が好きだった」とか言い出し(苦笑)むしろ大歓迎されたんです。
そして米食への切り替えだけじゃなく、2日に1回ペースで徐々に「玄米食」に切り替えてみたところ「玄米ってすごいな。疲れにくくなった」とこちらも大歓迎だったという…。
私の偏った見方かも知れないけど、男性は牛丼屋に、女性はパスタ屋によく居るような印象があって、焼き肉に行けば大盛りご飯を頼む男性が多かったりもするし、元々体力を使う男性の方が普段から体がお米を欲していて、米食和食回帰がしやすいのかも知れないなと感じました。
むしろ洋食やエスニックなどバリエーションが恋しくなるのは女性の方…?
ラーメン屋うどん屋はどうしても男性が多いですけどね…。
我が家の場合は家ごはんに関しては妻の意向で極力完全グルテンフリーを目指させてもらっているけど、夫単独の外食までは口を出さないので、平日のお昼ご飯はラーメン、うどん、ハンバーガーと食べてしまっているはずです(それが夫婦の減量効果の差として出ていると思われる)。
…ということで、うどんとか小麦製品の方が今のところは圧倒的に安いので「経済的な理由」での大反対などは起こりがちかも知れませんが、いざ始めてみると男性の方が切り替えは早いのかも知れないなと感じています。
もしかご家族、特に「夫の理解が得られない」という場合でも、最初から完全グルテンフリーを目指すのではなく、知らない間におうちごはんが和食が多くなっててうどんより蕎麦が多く出てくるようになった…?ぐらいの感じでひっそりと「減小麦」を進めるとかでやりようがある気がします。
あと経済的な理由なら、「世界情勢がアレで小麦製品の値上がりがー」なんて言えば「グルテンフリー」を進めやすくなりそうですよね。
そしていつの間にか「最近体の調子がいいんだよねー」なんて言わせたらこっちのもの。
米粉麺?蕎麦?グルテンフリー初心者向けの「麺」を比較まとめ

ということでグルテンフリーを始めてまだ3ヶ月ほどの筆者が初心者におすすめの「グルテンフリー麺」をご紹介しました。
そうそう、冒頭からの、なぜラーメンの代用が米粉うどんなのか…。
米粉でできた「ラーメン用の麺」もあるにはあるのですが、添加物がどうしても多くなりがちなのと、よさそうなものを見つけても、今のところ1食分で麺だけで600円くらいするのが相場のようで…まだ試せていないんですよね。
なので我が家では当分ラーメンの代わり→米粉うどん+ラーメンスープ。
麺つゆでさっぱりと麺類を食べたいとき→極力十割蕎麦(経済的に妥協するときは二八蕎麦)
という運用をしています。
そして「グルテンフリー」のもう一つの巨頭、パンはどうしているのか?については、米粉でパンケーキや食パンを作り始めているのでそちらも別記事にて紹介していく予定です。
今回の米粉うどんにしても国産の十割蕎麦にしても、今までの輸入小麦を使った製品に比べるとどうしてもお高くなるのが最大のデメリットではあります。
でも、それでも十割蕎麦や米粉うどんには中毒性がないので小麦うどんの時のように量を食べなくなったし、麺だけじゃなく普段のおうちご飯を和食中心にすることで、お米を多く食べるようになってからはお米は何だかんだ安い食材なのでトータルではそんなにお金を使わなくなったなと実感しています。
個人差はあるかと思いますが、筆者の場合は「グルテンフリー」によって
- 体重が7kgも減って適正体重に戻った
- むくみが消えた
- 膝の痛みがなくなった
- (筆者独自の)脇リンパの謎の痛みが消失した
…とあらゆる不定愁訴が激減したので「グルテンフリー」後はいいことだらけなんですよね。
なので米粉麺やお蕎麦が割高でも筆者にとってはメリットの方がとても大きかったです。
これからグルテンフリーを始めようか迷っていてこの記事に辿り着いたという方には、これらの筆者自身のこの体験から「脱小麦生活」を全力でおすすめしたいと思います。
この記事では「初心者にも選びやすい商品」を比較して紹介しているのでぜひ試してみてくださいね。意識高めの方の参考にはならなかったかも知れないですけどね…。
今はまだ割高感がある米粉めんも需要が増えれば近所のスーパーで帰るようになったり価格が下がったりともっと買い求めやすくなるはずなので、みんなで国産の米粉うどんや国産のお蕎麦を食べて、どんどん健康になりましょ。
最後までお読みいただきありがどうございました。
