災害時の停電の備えに何が必要?被災経験者が揃えているアイテム8つ

防災用電源光源アイテム8点 防災

阪神淡路大震災の被災経験、東日本大震災での帰宅困難者になった経験のある筆者が災害時のブラックアウト対策に準備しているアイテムをご紹介します。

今回リストアップしているのは、ランタンやLEDライトなどの光源アイテムやモバイルバッテリー、ソーラーパネルなどの蓄電アイテムが中心です。

被災経験者なりに結構真剣に慎重に選び抜いたアイテムばかりですので、防災アイテムの準備や見直しのヒントにしてみてくださいね。

この記事はこんな方向け

  • 都市部在住者の防災対策と停電対策について考えている
  • 都市直下型地震の被災経験者がどういう防災アイテムを備えているのかを知りたい
筆者プロフィール
15歳の時に阪神淡路大震災で被災し2週間の避難所生活と3ヶ月の在宅避難経験。現在は首都圏在住で東日本大震災時には帰宅困難者経験あり。

災害直後(一次避難時や帰宅困難者になったとき)の電源確保

災害直後用に備えているアイテム
  • LEDライト レッドレンザーP5E
  • Panasonic大容量エネループ
  • Ankerの大容量モバイルバッテリー
  • マキタUSBアダプター

災害が起きた直後に連絡手段や情報収集に1番大切なスマホの電源確保と最低限の夜間照明のために上の4つのアイテムを備えています。

ブラックアウト長期化に備えた電源確保アイテム

ブラックアウトが長期化した時のためのアイテム
  • ランタン型LEDライト
  • ソーラーチャージャーRAV POWER 「RP-PC005(3ポート/24W)
  • Ankerの大容量モバイルバッテリー
  • PanasonicエネループUSB充電器
  • USB電球(キャンドゥ、ダイソー)

災害後のブラックアウトが長期化した時のために備えているアイテムです。

折りたたみ式のソーラーチャージャーで太陽光から電源を確保するための一式と照明を増やすためのUSB電球です。

USB電球は100均で買えるとのことで最近試しに買ってみたもの。

2歳の子供がもう少し大きくなったらキャンプなどでも使ってみたいなと思っています。

では次から、一つひとつのアイテムを紹介していきます。

ソーラーチャージャーRAV POWER 「RP-PC005(3ポート/24W)」

RAV Power24Wソーラーチャージャーを広げたところ

大規模ブラックアウトが長期化した時用にと購入した「RAV POWER 「RP-PC005」です。

右端についているポケット内にUSBポートが3つ格納されていて、スマホやモバイルバッテリーをつないで充電します。

在宅避難を想定して実際にソーラーチャージャーを自宅の庭に置いてモバイルバッテリーに充電してみたんですが、曇り空の日でも充電ができる十分実用的なソーラーパネルです。

詳しくレポート記事を書きましたので、下記の記事を参考にしてみてください。

【RAV Power RP-PC005レビュー】曇り時々晴でも充電可! 24Wソーラーチャージャー
防災アイテムにおすすめ!晴れ間の少ない秋の日の充電でも実用レベルの充電ができた、24W/3ポート出力のソーラーチャージャー「RAV Power RP-PC005」の使用感、口コミを在宅避難の視点でご紹介します。

マキタUSBアダプター

マキタのバッテリーにつないで起動中のiPadmini

次はマキタ製品ユーザー限定のアイテムになってしまいますが…

マキタのコードレス掃除機や工具の大容量バッテリーがスマホの充電や照明用のバッテリーとして使えるようになる「マキタのUSBアダプター」です。

普段スマホの充電に使っているモバイルバッテリーの容量が少なかった時にでもコードレス掃除機のバッテリーが予備の電源として大容量バッテリー化してくれればより安心と思って購入しました。

普段づかいのモバイルバッテリーはスマホ用に。マキタのバッテリーは小型扇風機やUSB電球などをつないだり…と役割分担をすることもできます。

こちらもレビュー記事を書いていますので、詳しくは下記の記事を読んでみてください。

災害時マキタのコードレス掃除機ユーザーならUSBアダプターでスマホの充電ができるよ!ADP05レビュー
毎日お掃除で普段使いしているマキタのバッテリーを非常時の大容量バッテリーに変身させることができる、私にちょうどいいガジェットに出会えました。 ADP05があることで殆どのUSB対応アイテムにもマキタの...

ちなみにマキタのコードレス掃除機のレビュー記事もあるので気になる方はこちらもどうぞ。

LEDライト レッドレンザー

レッドレンザールP5Eとエネループの単3電池

「レッドレンザー」単3電池1本で点灯できるLEDペンライトです。

最近のLEDライトはUSBで充電できるタイプのものもありますが、あくまでも単三電池1本あれば使える機種にこだわって選びました。

一番手に入りやすい単3電池が1本でもあれば使えるという仕様が、物流ストップでものが入手しにくくなる災害時にかなり効いてくるというか…使い勝手が良いと思うんですよね。

この機種にたどり着いたきっかけは、2011年の東日本大震災の少しあとにたまたま購入した「LEATHERMAN Monarch400」というペンライト。

単3電池1本で使えてちゃんと明るくて丈夫で使い勝手が良い機種なんです。

約10年使っているペンライトとレッドレンザーP5E

東日本大震災以来、普段使いのバッグに入れて常に持ち歩いていたのですが、それからもう10年。

2021年現在もまだまだ使えてはいますが流石に劣化など電球の寿命が気になってくるので、後継機種にあたる(メーカーは違いますが)「レッドレンザー」を買い足したのです。

今まで使っていた「Monarch400」の明るさは40ルーメンでこの「レッドレンザーP5E」は25ルーメン。

レザーマンとレッドレンザーP5Eを点灯した様子

今まで使っていたものより明るさは落ちますが、実用点灯時間は「Monarch400」が1時間だったのに対し「レッドレンザーP5E」はなんと20時間も使えるんです。

単3電池1本で20時間も使えるほうが停電時はありがたいだろうなということで、実用点灯時間の長さを優先してこの機種に決めました。

明るさ重視で選ぶなら、同じく単3電池1本で動いて140ルーメンの明るさのモデル、「レッドレンザーP5」があります。

こちらは、明るさがある代わりに実用点灯時間は4時間と短めです。

実際に「レッドレンザーP5E」を使ってみて思うのは、明るさが25ルーメンと今まで使っていたものより下がっても問題ないということです。

「レッドレンザーP5E」ならお値段も高くないので、通勤カバンやお子様の通学カバン、ママバッグなどに1本忍ばせておくのにちょうどいい、とてもオススメのペンライトですよ。

また、筆者は単3電池にこだわって選びましたが、USB充電式の「レッドレンザーP7R」というのもありますよ。

今回紹介しているペンライトのスペックを比較表でまとめておきますね。

 Monarch400P5EP5
明るさ40 lm25 lm140 lm
照射距離75m140m
実用点灯時間1時間20時間4時間
電池単3×1本単3×1本単3×1本
防水IPX4IPX4IPX4
全長105mm100mm113mm
重さ約63g(電池除く)62g(電池含)80g(電池含)
スイッチテールスイッチテールスイッチテールスイッチ
ボディ素材6061-T6強化アルミアルミ合金アルミ合金
備考ヒモ取付穴ありヒモ取付穴あり、ポーチ・ストラップ付ヒモ取付穴あり、ポーチ・ストラップ付
販売廃盤販売中販売中
LEDLENSER(レッドレンザー)はドイツに本社を置き、イタリア、日本、中国、スイスにも拠点を構えるグローバル企業です。2011年には「世界最大のフラッシュライト」としてのギネス記録に認定されたこともある実力派のメーカーなんですよ。

ランタン型LEDライト

Gentos のLEDランタン SOL -036c

キャンプで使いたいという夫の意向でランタン型のLEDライト「GENTOS(ジェントス) LEDランタンSOL-013C」も購入しました。

とはいえコロナ禍だし、小さな子供がいてまだキャンプには行けていないんですけどね。

なので普段はベッドの脇に置いていて、たまにベッド脇にものを落とした時などに使うことで普段使いしています。

そうそう、このランタン「ゆるキャン△」にも出てくる凛ちゃんが持っているランタンと偶然同じでした。

なのでこのモデルはソロキャンブームで品数が少なくなっているかもしれません。

Ankerの大容量モバイルバッテリー

Anker Powercore15000ReduxモバイルバッテリーとiPhone

出先でブログ作業をする時やスマホの充電をし忘れた日の外出時などに普段使いしている「Anker Powercore15000Redux」。容量/15000mAhのモバイルバッテリー(モバイルブースター)です。

たくさん種類があるモバイルバッテリーの中でも評判の良いAnkerにしようと決めたはいいものの、容量違いなどで種類がめっちゃ多いのが悩ましいんですよね…。

同じ容量でもReduxやPD、Essencialなど何種類もあったり…。

そんな中からから1番容量が多いわけでもないこのモデルにした理由はというと…

  • 重すぎない
  • サイズが大きすぎず携帯しやすいギリギリのサイズ感
  • バージョン違いは充電回数的に長持ちする方を選択

の3つで絞り込みました。

約400円もプラスすれば同じReduxの20000mAh台のモデルが買えたりするんですが、20000台からサイズが大きく重くなるんですよね。

普段から大きなカバンを常に持ち歩いている方で多少重くても容量重視という方ならコスパ的に20000mAh台のモデルで良いと思います。

でも筆者のように普段使いのバッグが小さめだったり、サコッシュとかで気軽にお出かけしたいという方なら手のひらサイズの中で1番容量が大きい15000mAhのモデルがおすすめです。

AnkerのモバイルバッテリーはAmazonにて公式ストアが販売していて結構タイムセールになることが多いです。

なので、タイムセール中の購入かつできればAmazonprime加入してからの購入が送料無料になって1番安く購入できるのでおすすめですよ。

ちなみに我が家は映画好きの夫がプライム会員で、私は家族会員として配送無料の恩恵を受けています。

Panasonic大容量エネループとUSB充電器

エネループUSB充電器と高容量エネループ4本ケース入り

写真は左から時計回りにUSB入力ができるエネループの充電器「BQ-CC87LAM-K」と白いエネループ(容量:1900mAh)よりも大容量(2500mAh)の黒いエネループ「eneloop pro BK-3HCD」単三×4本、専用USBコード(USBB-A、USB-microB)、LEDライトアタッチメントです。

レッドレンザーのLEDライト用に揃えました。

エネループはLEDLENSER(レッドレンザー)の LEDライトと一緒に4本入りケースをそのまま普段使いのカバンに入れて持ち歩くようにしています。

もちろんこの4本だけじゃなくて、白のエネループも用意しているんですが…

お買い物マラソンで買い足した単3エネループ8本

いつのまにか夫が持ち出してなんらかの電化製品に使われていくのでいつのまにか減ってる(正確には家のどこかにある)んですよね…。

ということで黒の4本は非常用と決めて別にしてあります。

充電器は10年以上前に買ったAC充電のものを持っていたんですが、ブラックアウトが長期化したときにそなえてUSBからの充電ができるエネループ用充電器も買い足しました。

先に紹介したRAVPOWERのソーラーチャージャーにつないで充電します。

USB電球(キャンドゥ、ダイソー)

USBで使えるキャンドゥのLED電球
キャンドゥのLED電球をAnkerのモバイルバッテリーに繋いで点灯
キャンドゥのLED電球を吊り下げた様子

写真のUSB電球はキャンドゥで試しに購入したもの。

試しに室内干し用の棒に引っ掛けて点灯させてみましたがまぁまぁな明るさでした。

まぁ100均だしな…という低い期待値だったので、「思ってたより明るい」という感想です。

筆者が遭遇した阪神淡路大震災では2週間の避難所生活中のみ停電した暗い避難所で過ごし、在宅避難は電気が復旧した後だったため、実は長い期間電気がない家で過ごした経験はないんですよね。

そして当時の家族構成的にも全員がほぼ大人(私が1番年下で15歳)だったため、夜は暗い中で過ごすことも問題なかったのです。

だけど今は2歳児がいますし、北海道や千葉で起きた大規模ブラックアウトのように停電が長期化してしまった場合、幼児にはずっと暗い部屋で過ごすのは大きな不安やストレスになるかなと。

子供が小さい場合は部屋を出来るだけ明るくできるに越したことはないですよね。

値段もお手頃だし、フックも付いているし…この明るさならキャンプでも使えそうな感じです。

モバイルバッテリーとつないでテント内の照明にしたり仮設トイレの照明にしたり…。

夜ごはんを囲む時の照明は多いほうが料理が美味しく見えるのでスタンドに吊るして高めの位置で使うのもいいですね。

ただ、キャンドゥのLED電球にはOn/Offスイッチが付いていないです。

付いているのがいい場合は、110円じゃないですがこういう製品もあるようです。

個人的には、LEDの寿命がきたら丸ごと捨てるのはもったいないと感じるので、ソケットになっているタイプのものでスイッチが付いていて、ケーブルがもう少し長ければいいのになぁなんて思いつつ…。

もっといいものはないかと探しているところです。

災害時の停電対策アイテムまとめ

防災用電源光源アイテム8点

これらアイテムを選ぶときの自分ルールとして決めたのは、「普段使いできるかどうか」でした。

なぜかというと、阪神淡路大震災の時の大失敗が元になっていて…

当時自宅にあった懐中電灯が電池の液漏れとサビで壊れていてここぞという時使い物にならなかったんですね。

電池のサイズも当時の懐中電灯は単1が多くて、しかも3〜4本必要だったり…。

でも単1は単3よりも入手しずらいというデメリットもありました。

なので筆者は「電気関係は食べ物みたいに賞味期限があるわけではないけれど、使わないままでいると壊れる。」という意識でいます。

あと、モバイルバッテリーなども普段使いしておかないと長期放電であっけなく劣化したり使えなくなってしまうという性質があります。

なのでこちらも食品をローリングストックするのと同様に、普段使いできる容量や持ち出しやすいサイズかどうかがポイントになると思います。

そう考えながら選んだアイテムをおさらいしますと下記の8つのアイテムです。

  • ソーラーチャージャーRAV POWER 「RP-PC005(3ポート/24W)
  • マキタUSBアダプター
  • LEDライト レッドレンザーP5E
  • ランタン型LEDライト
  • Ankerの大容量モバイルバッテリー
  • Panasonic大容量エネループ
  • PanasonicUSBエネループ充電器
  • USB電球(キャンドゥ、ダイソー)

ということで、災害時の停電対策に被災経験者が備えているアイテムについてご紹介しました。

これからあれこれ揃える方や、防災アイテム見直しのヒントに、この記事がお役に立てたら幸いです。

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